マンガ考察記

これまで当たり前のようにマンガを読んできたけど、それによってどんな効果、意義があったのか?そういった事を検証してみたり、おススメのマンガを紹介してみたりするブログです☆

大勢がハマった圧倒的衝撃作!【GANTZ】【デスノート】2作品。

GANTZ奥 浩哉

最初読んだ時、この独特の不気味さがかなり衝撃的でした。
何だ、この世界観は!と。

絵の表現も、通常の手書きではなく、グラフィック等を使っている感じで手書きのみとはまた違った雰囲気があります。

主人公の玄野くんは、顔はとても可愛いけど何だかパッとしない感じの
これといった特技もないような冴えない男子高校生なのですが
戦いに何度も巻き込まれていく内に才能が開花し、戦闘能力やリーダー性などを身につけていきます。

次第に最初の頃とは別人のように戦いに慣れ、頼りがいのある人物となっていきます。

最初はワケが分からない状況にビビッておどおどしている玄野くんだったのに、人ってどんな状況からも成長するんですね。
むしろ、こんな異常な環境に放り込まれたからこそ、玄野くんは急激に開花したのかもしれません。

GANTZと呼ばれる黒い球体の物体がある部屋に集められた人達は
武器と装備を支給され、異星人をやっつける為に戦わないといけないのですが
その異星人が毎回個性的で、強くて怖くて残酷で、次は一体どんな星人が登場するのだろうとワクワクします。

私は最初のネギ星人が本当に不気味で気持ち悪くて怖かったです。良い意味で(^^;

最初はそうやって星人を倒してステージクリアするのがお決まりのパターンのようでしたが
徐々にイレギュラーな事態も発生して、パターンが見えなくなります。

とにかく、絵がグラフィック感があって綺麗で、戦いが行われる場所も実際の景色のような感じで妙なリアル感があります。
自分達が見慣れたような景色で、星人とのありえない戦いが繰り広げられているという、その奇妙な感じがクセになるというか、ハマってしまうんでしょうね。

登場人物も、おなじみのメンバーで感情移入したと思ったらあっさりやられてしまって出てこなくなり
また新しいキャラが登場したりと、
割とシビアです(笑)

やっぱり生死をかけた戦いをしているので、入れ替わりが激しく起こるというのも
確かに実際そうなるよなぁとそういう部分もリアルです。

そんな中ずっと生き残っている玄野くんは本当にすごいですよね!
普通に生活してたら、きっとここまでの才能は開花していなかったと思うと、この世界は玄野くんに合っているのか・・・?

世界観が異次元レベルで、予想がつかないストーリー展開なので読んでいてずっとハラハラドキドキワクワクします。

この不思議な世界観をぜひたくさんの人に読んで欲しいです(^^)☆



デスノート大場つぐみ/小畑健

ジャンルはファンタジーサスペンスっていうんですかね?
死神とか出てくるので。

アニメ、ドラマ、映画化など、社会現象といえる程流行ったマンガですね(^^)

面白いのは、主人公の夜神月(ライト)が正義ではなく、悪ということですね。
通常は、悪の存在がいて、それに立ち向かう正義が主人公という設定が多いかと思うのですが
この作品ではライトが表の顔と裏の顔を使い分け、デスノートを使ってたんたんと人を殺していく恐るべき殺人犯です。

ライトにはライトなりの正義があって、制裁を行っていたようですが(死刑になっても仕方ないような犯罪者をデスノートに書いていったり。)
それを止めようとする人物にも容赦なくデスノートを使い、
自分の目的の為には身近な人を利用する事もいとわない冷酷さから
身勝手な独裁者という印象です。

それでも、ライトは頭が非常に良く切れるので、ここまで頭が良いとちょっと尊敬の念を覚えてしまう程でした。
(やっている事は最低なのですが。)
ライトも最初は普通の高校生だったので
デスノートを始めて使い、本当に人が亡くなった時にはデスノートを使う事に対する恐怖を覚えたようですが
途中からはその恐怖すらも克服してしまい、吹っ切れていきます。

そして、そのライトを追い詰めようとする探偵役として「L」が出てくるのですが
このキャラクターがまた素晴らしく大勢の人達をファンにしましたよね。

Lの飄々とした佇まいとキャラクターは、クセになる感じでした。

椅子に座る時にちゃんと座らず体育座りで座るところとか、モノを持つときに摘まむように持つところとか
L独特のしぐさが本当に魅力的でしたね。

途中からはLを完全に応援していいたような気がしますが
でも、ライトは冷徹になりすぎたような感じはしますが、当初は悪いことをしたのに裁かれもしないような奴らに
デスノートで裁きを与えるというスタンスでした。

この辺りまでだったら、実際デスノートがあったらやるという人は多いんじゃないか
少なくとも、許しがたい犯罪を犯したのに、これだけの罪にしかならないの?
といった事が実際に多々ある中で、デスノートを使ってもっと重い制裁を与えてやりたいと思っている人はたくさんいるのではないでしょうか。

そこで、ライトが実際にれをやったら、やっぱり「よくやった!」となる部分も少なからずあるわけで・・・

じゃぁどこまでやっていいの?というと
始めからそんな事はやってはいけないんですが

何が正義で何が悪か、考えさせられますね。

頭脳戦はかなりスリルがあり、まさに天才vr天才の頭脳戦といったミステリーの最高峰といった感じ。
主人公たちの高度な思考には凡人である私には全くついていけませんが
見ているだけで天才達のバトルのスゴさとか、圧倒的な様子に胸が高鳴ります。

そこにさらに死神や、デスノート特有のルールなども加わって、面白さのレベルがヤバイ事になります☆

デスノートを使い神の裁きを与えようとしたライト
そんな勝手を阻止するべく立ちはだかる「L」
そんな二人の結末はどうなるのか、マンガでしっかりと確認してみて下さいね!